皆さまこんにちは。
埼玉県八潮で東京都を中心に関東全域で外構工事、基礎工事をメインで行っている株式会社阿部土木建設です。
外構工事とは、建物の外周部分を整える工事のことを指します。庭や駐車場、フェンスや塀、テラスなど、住宅の外側の空間をより美しく、機能的に作り上げるのが主な工程です。ここでは、外構工事の実際の作業内容やその魅力について、分かりやすく紹介していきます。それぞれの作業がどれだけ日常生活に役立つのか、具体例を交えながらご説明します。
■外構工事ってどんな仕事？
外構工事とは、建物の外周部分を整える工事のことを指します。この仕事は、建物そのものだけでなく、庭や駐車場、フェンスなど、家の外側の空間を美しく機能的にするための様々な作業が含まれます。
1. 庭の設計・施工
家庭の庭をデザインし、その設計に基づいて施工を行います。たとえば、おしゃれなガーデンパスや芝生の整備、花壇の作成などです。個々の家庭の要望にあわせて、庭をより美しく、過ごしやすくする仕事です。
2. フェンス・塀の設置
プライバシーを保つためや、防犯のためにフェンスや塀を設置します。素材には木材や金属、プラスチックなど様々なものがあり、設置場所に合わせて選びます。おしゃれなデザインを取り入れることで、家全体の雰囲気を引き立てることができます。
3. 駐車場の整備
住居の駐車スペースを効率的かつ便利に使用できるように整備します。例えば、車の出し入れがしやすいように舗装したり、駐車スペースを区画分けしたりします。これにより、生活の快適さが大いに向上します。
4. テラスやデッキの施工
家の外にリラックスできる空間を作るために、テラスやデッキを設置します。ここで家族や友人とバーベキューを楽しむことができるようにするなど、日常生活に潤いをもたらします。
5. エクステリア照明の設置
夜でも安全かつ美しく外を演出するために、エクステリア用の照明を設置します。これにより、暗い時間帯でも安心して過ごすことができると同時に、夜の景観も楽しむことができます。
■外構工事はなぜきついと言われるのか？
外構工事に携わる多くの人々が「きつい仕事だ」と感じるのには、いくつかの理由があります。このセクションでは、その主な理由をいくつか紹介し、その実際の内容を詳しく見ていきましょう。
体力的な負荷
外構工事の最大の特徴は、肉体労働が多いことです。例えば、庭に花壇を作る場合でも、土を掘ったり、重い石や土を運んだりする作業が伴います。特に大きなプロジェクトでは、重機を使わずに人力で作業を進めることが多いため、体への負担が大きくなります。そのため、日々の仕事が終わるころには全身が疲れ切ってしまうことがよくあります。
天候の影響
外構工事は屋外で行われるため、天候の影響を大きく受けます。晴天の日は問題ありませんが、雨の日や暑い夏の日、寒い冬の日には作業が一層きつく感じられます。雨が降れば作業が中断されることもあり、進捗に影響が出ることもありますし、真夏の炎天下での作業は熱中症のリスクもあります。
専門的な技能が必要
外構工事は一見簡単に見えるかもしれませんが、実際には専門的な技能や知識が必要です。例えば、フェンスの設置には正確な計測や水平を保つための技術が求められます。また、庭の設計には植物の種類や成長速度、日照条件などの知識が必要です。こうした専門知識や技術を持たない場合、仕事がスムーズに進まないことがストレスの一因となります。
作業量と時間の制約
多くの場合、外構工事のプロジェクトには期限があります。そのため、限られた時間内に多くの作業をこなす必要があり、プレッシャーがかかります。特に家庭のリフォームや新築のスケジュールに合わせた工事では、他の作業との調整も大変です。結果として長時間労働になりがちで、心身共に消耗することがあります。
チームワークの重要性
外構工事は複数人で行うことが一般的です。良いチームワークが必要とされる場面が多く、メンバー間のコミュニケーションが円滑でないと、作業が進みにくくなります。意見の相違や作業手順の違いなどからトラブルが発生することもあります。このようなストレスが、仕事の厳しさをさらに増す原因にもなります。
外構工事が「きつい」と言われる理由は、肉体的な負荷、天候の影響、専門的な技能の必要性、作業量と時間の制約、そしてチームワークの重要性など、様々な要素が絡み合っているからです。しかし、一方でこの仕事にはやりがいや達成感もたくさんあります。しっかりと準備をし、適切な方法で取り組むことで、こうした厳しさを乗り越え、外構工事を楽しむこともできるでしょう。
■外構工事の魅力とやりがい
自分の手で形に残る達成感
外構工事の最大の魅力は、自分の手で実際に形に残る成果を作り上げることができる点です。庭や駐車場、フェンスなど、目に見える形として完成するものを手掛けるのは、非常に満足感があります。例えば、庭に新しい花壇を作り、そこに色とりどりの花が咲き誇るのを見ると、その達成感はひとしおです。
お客様の笑顔が見れる喜び
もう一つのやりがいは、完成した外構がクライアントや住民に喜んでもらえることです。自分が手掛けた庭やフェンスが家の新しい魅力になり、お客様から「とても素敵になりました、ありがとうございます！」と言われる瞬間は、何ものにも代えがたいものです。その笑顔を見ることで、自分の仕事に対して誇りと満足感を感じられます。
自身の創造性を発揮できる
外構工事は、ただの作業ではなく、クリエイティブな要素が豊富に含まれています。例えば、庭のデザインを考える際には、植物の配置や色彩のバランス、季節ごとの変化など、様々な視点から最適なプランを作り上げます。フェンスやデッキのデザインにも個性を加えることができ、自分のアイデアやセンスが活かされる場面が多いのです。
体を動かすため健康的
屋外での作業が多い外構工事は、自然の中で体を動かす機会が多いため、健康的でアクティブなライフスタイルを維持することができます。体力を使う仕事ではありますが、日焼けをしながら汗を流すのは、デスクワークとは異なる充実感があります。本格的な運動をするには時間が取れないという人でも、日々の作業自体が良い運動になります。
■未経験でもできる？外構工事の始め方
外構工事という仕事に興味があるけれど、自分が経験者ではないことを心配している方は多いかもしれません。実際のところ、外構工事の職人は未経験からでも十分にスタートできます。ここでは、その理由について具体的に説明していきます。
研修制度のある会社に入社する
ほとんどの建設会社や外構工事の業者は、新人研修や現場でのトレーニングを行っています。例えば、はじめは簡単な作業から覚えていき、少しずつ技術を身につけていく流れです。初めての方でも、専門的な知識がなくても安心して始められる環境が整っています。
必要とされるスキルは学べる
外構工事では、重機の操作や測量といった専門スキルが求められることがありますが、これらは現場で実際に学ぶことが可能です。各種資格講座や安全講習も多く、一つ一つステップアップしていくことで必要なスキルを習得していけます。
■まとめ
外構工事の職人は未経験でもスタートでき、多くのやりがいを感じられる仕事です。自分の手で形に残る成果物を作り上げたり、お客様の笑顔を間近で見たりすることは、何ものにも代えがたい喜びです。体力が必要とされることもありますが、そのぶん健康的なライフスタイルを維持することもできます。興味がある方は、まず研修制度のある会社に入社し、基礎から学びながら挑戦してみてはいかがでしょうか。
